「なんとなく不調」は、足りないんじゃなく溜まってる

モテラボとは

前回、外見の「やりすぎ」の話をしました。 今回はジャンルを広げて、健康の話をします。

モテラボが外見だけじゃなく健康の話もする理由は単純で、 「これは、何を消すための話か」という物差しは、ジャンルが変わっても同じだからです。

結論から言います。

「なんとなくだるい」「なんとなく疲れが取れない」は、 栄養や休養が足りないからじゃなく、 余計なものが溜まってることが原因になっているケースが多いです。


なぜ健康の話も「足す」提案ばかりなのか

外見と同じ構造が、健康の世界にも当てはまります。

サプリメーカーは「足りない栄養素を補え」と言います。 栄養ドリンクのメーカーは「疲れたら足せ」と言います。 筋トレ系のインフルエンサーは「もっと追い込め」と言います。

これも外見の話と同じで、売る側にとっては「足させる」方が都合がいいからです。 「今のあなたに足りないものがある」という不安を作ることが、 健康ビジネスの多くで使われている構造です。

でも実際には、現代人の不調の多くは「不足」ではなく「過剰」から来ています。 情報の摂りすぎ、糖質の摂りすぎ、刺激の摂りすぎ。 足りないものを探すより先に、多すぎるものを疑った方が早いケースがほとんどです。


「足りない」より「溜まってる」を疑う

不調を感じたとき、多くの人がまず考えるのは 「何を足せば良くなるか」です。

栄養ドリンク、サプリ、コーヒー。 一時的に元気になった気がしても、根本の不調は変わらない。

これは、そもそも原因が「不足」じゃないからです。

睡眠 足りてないんじゃなく、寝る直前までスマホを見て、 脳が興奮したまま布団に入ってることが多い。 必要なのは睡眠時間を足すことより、寝る前の刺激を減らすことです。 画面の光そのものより、SNSやニュースを追い続ける「情報を追う姿勢」自体が、 脳を興奮させたまま眠りに入らせてしまいます。

食事 栄養が足りないんじゃなく、 糖質や脂質を摂りすぎて、消化にエネルギーを使いすぎてることが多い。 必要なのは足すサプリより、まず減らす食べ方です。 食後の眠気やだるさは、栄養不足のサインではなく、 消化に体力を使いすぎているサインであることが多いです。

姿勢・呼吸 気力が足りないんじゃなく、 猫背で呼吸が浅くなり、単純に酸素が足りていないだけのことがある。 何かを足すより、姿勢というノイズを取るだけで変わることがあります。 デスクワーク中の猫背は、肩や首の筋肉を緊張させ、 それが慢性的な疲労感につながっているケースも珍しくありません。

水分・カフェイン 喉が渇いていないから水分は足りている、と思いがちですが、 カフェインの利尿作用で気づかないうちに軽い脱水状態になっていることがあります。 コーヒーを「足す」前に、水を飲む量を見直すだけで、 だるさが軽くなることがあります。

目の疲れ 栄養不足やストレスだと思っていた頭の重さが、 実は画面を見続けたことによる目の疲労だったというケースもよくあります。 サプリを探す前に、画面を見る時間そのものを一度減らしてみる価値があります。


これ、清潔感の話と同じ場所に効いてくる

不調というのは、本人が思ってる以上に外に出ます。

寝不足の顔、消化不良でくすんだ肌、猫背で覇気のない立ち姿。 言葉を発する前に、この状態だけで第一印象は決まってしまいます。

香水やスキンケアでどれだけ整えても、 土台の不調が顔や姿勢に出てたら、清潔感は台無しになります。

外見の引き算と、健康の引き算は、 別の話に見えて、実は同じところに繋がっています。

もう少し具体的に言うと、相手が最初に受け取る情報は、 言葉よりも先に「表情」「姿勢」「肌や目のコンディション」です。 どれだけ身だしなみを整えても、この土台が崩れていると、 全体の印象がどうしても重く見えてしまいます。

逆に言えば、健康面のノイズを減らすことは、 外見の引き算と同じくらい、直接的に印象へ影響します。


今日からできる「不調の引き算チェックリスト」

  • 寝る30分前からスマホを見ないようにできているか
  • 食事で「満腹まで」食べる習慣になっていないか
  • 1時間座りっぱなしのとき、姿勢を意識的に直しているか
  • カフェインを摂った分、水も意識的に飲んでいるか
  • 画面を見続ける時間に、意識的な休憩を挟めているか

これも外見のチェックリストと同じで、 「足す」項目は一つもありません。全部「今やっていることを減らす」項目です。


正直に言うと、自分たちもまだ途中です

これは机上の話じゃなく、自分たちでもやってます。

今、食事の量を減らしてます。 数値でガチガチに管理しているわけじゃなく、 「明らかに食べすぎてたな」という感覚で減らしてるだけです。

正直に言うと、まだ「劇的に変わった」と言えるほどの結果は出ていません。 体調が一気に良くなったとか、そういう分かりやすい話はまだできません。

でもこれは重要なことで、 「これさえやれば一発で変わる」みたいな話こそ、 このメディアが一番疑ってる話です。

足すサプリも、引く食事制限も、 即効性を煽ってる時点で一旦疑った方がいい。 自分たちが今この途中経過を隠さず出すのも、そういう理由です。

途中経過であっても、感覚としては「食後の眠気が以前より軽い気がする」 という程度の変化はあります。ただしこれはまだ主観の範囲なので、 断定的な効果として書くつもりはありません。今後、もう少し明確な変化が出てきたら、 改めてこの場で正直に報告します。


なぜ「足す」健康情報の方が広まりやすいのか

これも外見の話と同じ構造です。

サプリを飲む、栄養ドリンクを飲む。 「足す」行動は分かりやすく、すぐ「やった感」が得られます。

一方、「寝る前のスマホをやめる」「食べる量を減らす」は地味で、 効果を実感するまで時間がかかる。

だから「足す」情報の方が広まりやすいだけで、 実際に不調が消えるかどうかとは、あまり関係がありません。

SNSで拡散されやすい健康情報は、たいてい「これだけで変わる」という 即効性を謳ったものです。地味に「減らす」だけの情報は、 分かりやすいビフォーアフターを作りにくいため、拡散されにくい。 これも情報が「足す」方向に偏る一因です。


この記事で言いたいこと

不調を感じたら、まず「何が足りないか」ではなく 「何が溜まりすぎてるか」を疑ってみてください。

寝る前のスマホ、食べすぎ、猫背。 どれか一つ減らすだけで、なんとなくの不調が軽くなることがあります。

次は内面の話です。 実は「なんとなくの生きづらさ」も、足りない自信の話じゃなく、 余計な力みを溜め込んでるだけのことが多いです。